一枚の楽譜から溢れる思い出。 [今日の綺麗]
セロテープの色が変色して、劣化している、
ビッグバンド所蔵の古い楽譜。
はじめて、ビッグバンドに入団して、演奏した曲。
懐かしい、、、。一枚の楽譜から、思い出が溢れてくる。
自分の音楽史が垣間見える。
あの頃の音が微かに蘇る。
コード譜だけの世界でのアンサンブル。
目が点になっていた頃。
1985年に、18人編成の、ジャズのビッグバンド、ニューシャープハードオーケストラに入団。
突然飛び込んだビッグバンドジャズの世界。
当時の メンバーは元プロの方や、学生時代からのジャズバンドの経験者も多く、
足手纏いの奴が入団してきたと、 思われた事でしょう。
テンションの音っ? スウィングって・・・
グレンミラーって聞いた事ないよぅ・・・ですから。
週に一度の練習。
楽譜を目の前に、フリーズな日々が続きました。
えらいとこに来てしもた、、、と、後悔するも、後戻りはしたくないと、
思いつつ、気が付けば、34年(*^-^*)
いったい、何を弾いたらいいのですか?
音で遊んだらええねん!
その意味の深さもわからなかった、34年前。
はじめての演奏会は、入団5か月目。
京都会館第二ホール。演奏した曲は、♪キュート
ドラマーの猪俣猛さんと、バンドが数曲、共演するという、スペシャルなステージ。
ピアニストは、いらっしゃったので、当時、発売された、お気に入りのヤマハDX7で、
オルガンパートを、ハラハラしなが弾いていました。
ステージを聞きに来てくれた友達は、手に汗を握り、
冷や汗たらたらだったでしょう。
いま、バンドで、その曲を取り組もうとしています。
一枚の楽譜からの、時の贈り物。
大切に受け止めて、大切に奏でていきたい一曲。
~初心忘れずべからず~
更新もしていない放置している、自分のHPに、
当時のセットリストも掲載されていた。
懐かしいなぁ、、、。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/uichan/katudou.html
2019-10-01 14:46
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